Q2.特別なケーブルを使用する必要はありますか。
一般的なLANケーブルで大丈夫ですが、カテゴリ5e以上のケーブルを使用することをお勧めします。
Q3.PoEを利用する時のケーブルの長さに制限はありますか。
イーサネットの規格で決められた100mまでとなります。
Q4.PoEに対応した機器をPoEスイッチの全てのポートに接続して使えますか。
PoEの導入が初めての方や、PoE受電機器の詳細が不明な場合などは、仕様の電力量x台数分の総量を供給できるパワーバジェット(スイッチ全体の供給電力量)を持つPoEスイッチを選択することをお勧めします。
例:15.4W(af) x4台= 62W, スマートスイッチであればGS510TLP(75W)となります。
Q5.ネットギアでPoE対応の製品はどれですか。
製品の型番に"P"が付く製品がPoE対応の製品となります。(例:GS110TP)
Q6.PoE給電を利用するために設定を行う必要がありますか。
ネットギアの製品は初めから電力を供給するように設定しています。
管理機能の有無に関わらず、全ての製品で電源を入れるだけでPoEの給電機能を利用できます。
Q7.スイッチの給電能力の上限を超えたらどうなりますか。
電力が足りない場合はPoEデバイスが起動しなかったり、再起動するなど安定した稼動ができなくなります。
標準設定ではポート番号の小さい側が優先されますので、例えば8ポートPoEスイッチで全てPoEを利用していて、電力が足りなくなった場合はポート番号が一番大きい8ポート目から電力供給が止まります。
Q8.給電しない設定はできますか。
スマートスイッチ以上のPoEスイッチかアプリ&クラウドスイッチで可能です。
Q9.ポート毎にPoE機器の電力を止めて再起動できますか。
スマートスイッチ以上のPoEスイッチかアプリ&クラウドスイッチで可能です。
Q10.ネットギアの製品は、Type A, B(Alternative A, B)どちらでしょうか。
ネットギアの製品はType A(Alternative A)です。
Q11.受電機器はタイプによってつながらない場合がありますか。
PoEで動作する製品(PD)は規格でType A, B(Alternative A, B)両方をサポートするように決められていますので、どちらのタイプのスイッチを使用しても動作します。
(ただし、規格ができる2003年6月以前に製造された製品はどちらかのタイプのみを実装している可能性があります。)
Q12.Type A, B(Alternative A, B)って何が違うのですか。
「オルタナティブA(TypeA)」と、「オルタナティブB(TypeB)」の方式があり、RJ-45コネクタ電力を通すピンがAとBで違います。
Q13.PoEの設定でLegacyを選択するとどうなりますか。
IEEE802.11afが標準化される前の古いCisco製品と接続するための設定項目のため、他の製品では動作しません。