コンテンツ制作や放送などの配信において、4Kや8Kといった高精細・高画質化と共にIP化が進んできています。
その大きな理由の一つとして、現在の放送業界における主流のインフラはSDI(Serial Digital Interface)と呼ばれる独自規格の
同軸ケーブルを利用しています。
それが、高精細・高画質化が進むにつれてデータ量が増加し、SDIケーブルを複数束ねて対応するなどしてきました。
しかし、この方法ではコストや様々な面での効率の悪さなどが課題と なってきており、IP化の検討が急速に進んでいます。
また、一般的に広く普及しているHDMIケーブルも広帯域の伝送は可能ですが、長距離の伝送は苦手という側面があり同様に
IP化のソリューションが浸透してきています。
4.SDVoE(AV over IP)の課題
SDVoEの課題は、 システムを構築する際にネットワーク機器に対して最適な設定を行わなければならないことです。
これはIPネットワークに不慣れな人には難しい作業となります。スイッチングハブを設定した経験がない方はまずは設定方法の
トレーニングを受けてから導入設置作業を行う必要があり、さらには、設定方法や設定項目はメーカ毎に異なりますので、
異なるメーカを導入する度に設定方法を学習する必要があります。
5.ネットギアは唯一のスイッチメーカー
ネットギアはアライアンスメンバーの中で唯一のスイッチメーカです。私たちはSDVoE(AV over IP)の映像配信がスイッチング
ハブに求める 要件を熟知しており、その必要な設定を出荷時より設定しております。